アーカイブ | 8月 2017

マンチェスタ一ユナイテッドユニフォーム—-愛しのお高いレッド•デビルズ

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イギリスのサッ力一史上最多のトロフイ一数を積みあげてきたマンチェスター・ ユナイテッドは、ビジネス面でも絶好調の企業だ。世界で3番目に富裕なクラブは、過去最高に豪華なユニフォ一ムスポンサー契約を謳歌している

1878年、ラン力シャー・アンド・ヨークシャー鉄道の労働者が創設したサッカークラブは、1902年、緑と金のユニフォームを赤いシャツと白いパンツに変更した。同年、クラブ名もマンチェスター・ ユナイテッドFCと改称する。だが、愛称レッド・デビルズが使われるようになったのは、ずっと後のことだ。

近所のラグビー・チーム、 サルフォードが1930年代にフランスでの大会で、この愛称を使ったことを、当時の監督だったサー・マット・バスビーが耳にし、愛称の威圧感が「バスビー・ベイブズ(Busby Babes)」と呼ばれた緑虫たちにふさわし いと拝借を決めた。こうして、1967年から、三叉のほこを持った赤い悪魔が、エンブレムの中心からこちらを眺めるようになったのである。

そして、このサッカークラブのエンブレムの値打ちは高騰した。最近、自動車メーカーGMは、2014/15シーズンからの7シーズ ンで、空前の4憧1500万ユーロを支払うことに合意している。この有名なユニフォームに、傘下のシボレ一 の名を表示してもらうためだ。 しかし、サポーターたちはマンチェスター・ ユナイテッドサッカークラブのルーツを忘れていない。

2010年、ウェンブ リー・スタジアムで行われたカーリング・カップ決勝、アストンヴイラ戦に、緑と金を着た何万人もが集まった のである。彼らはチームをサポートしながらも、チケットの値上げと全般的なクラブ運営を不服として、創設 当時のマンチェスター・ ユナイテッドユニフォームを身につけたのだ。ユニフォームの色の力を完璧に示してみせたできご>だった。